イタリア旅行情報

気候と服装


イタリアは日本と同じように気温やお天気は地域によってかなり差があります。日本と同じように北が寒く、南に行けば行くほど暑くなります。夏は日本より湿度が低くなります。
服装はどう?

日中暖かい日でも朝晩は冷え込みます。カーディガンやジャケットなど重ね着が出来るものがおすすめ。

湿度が日本より低いものの、日中の気温は30℃-40℃近くになって、
夏の街・遺跡歩きは帽子・サングラス・日焼け止めが必須!
でも朝夜は冷え込む日もあるので、長袖ジャケットも要るでしょう。

9月はまだ夏の暑さが続きますが、10月に入るとさわやかな気候が戻ります。9月-10月も、朝晩の冷え込みもあるので、春と同様上着を忘れないこと。

夏に比べると雨が多めになります。南部は日本より比較的暖かい日が続きますが、北部は冷え込みが厳しくなります。都市部は雪はあまり降りません。
厚手のコート、マフラー、帽子、手袋が必要です。

両替

イタリアではユーロを流通しています。イタリア語ではエウロと発音し、1ユーロ以下の補助単位としてチェンテージモ Centesimoがあります。
紙幣は500、200、100、50、20、10、5の7種類、コインは2、1Euro、50、20、10、5、2、1Centの種類があります。

ユーロを用意するためには以下のような方法があります。
日本の銀行にある外貨ショップで両替する
日本の一部空港にある外貨自動販売機で購入する
日本円をイタリアの銀行、両替所で両替する

クレジットカードを使って、イタリアのATMでキャッシングをする(イタリアではATMのことをバンコマット BANCOMATといいます)。ここで現金の引き出しが24時間可能です。
日本の銀行でトラベラーズチェックを購入し、イタリアの銀行で現金に交換する。
覚えるべきことは基本的に日本でもイタリアでも空港や駅、観光地の真ん中で両替をするとレートが悪いか手数料が高いということです。
実際は利用する予定のあるユーロは日本に予め両替しておくと便利です。日本の銀行のほうが現地の両替所、銀行よりレートがよいことが多いだからです。

チップ

イタリアではアメリカのようにどんな場面でのチップが必要はありませんが、良いサービスを受けたと感じたとき、何か頼み事をしたときなど小額を手渡すと良い印象です。
基本的にチップは沢山の小銭を渡すのは失礼になります。1ユーロや2ユーロのコインを1枚などにしたほうがスマートな感じです。レストランなどではサービスに満足したとき、
テーブルの上に勘定のお釣りをチップとして置いておくのは大丈夫です。タクシーの場合、通常タクシーの場合チップは必要基本的ありません。だが荷物の上げ下げ等手伝っても らった場合などは小銭を用意して乗ったほうが良いと思います。
ほかの場合はホテルでポーターに荷物を運んでもらったとき、ホテルのコンシェルジュにお願いごとをしたとき等。

レストランでのメニュー


イタリアのレストランではメニュー構成を日本とは異なります。
下記の項目の中から 食べたいものを選んで行くかたちになります。これらの項目全てを注文するとフルコースとなります。
お腹の具合によって、 1コース(プリモ)、2コース(前菜+プリモ)または(プリモ+セコンド)、3コース(プリモ+セコンド+ドルチェ)または(前菜+プリモ+セコンド)などというふに食べたいコースを選ばれる。

【メニュー構成】
ANTIPASTO(アンティパスト)前菜
一般的なものはサラミやハム、チーズの盛り合わせなど、注文後すぐに出せる冷たいものがほとんど。オリジナルの凝った前菜を用意する店も多い。

PRIMO PIATTO プリモ ピアット(第一の皿)
パスタ、リゾット、スープ類があります。

SECONDO PIATTO(セコンド ピアット)(第二の皿)
魚か肉料理があります。肉の場合はステーキや煮込料理が多く、魚の場合はフライやグリルが多い。

CONTORNO(コントルノ)付け合わせ
肉・魚料理と一緒に楽しむ野菜類で、サラダや温野菜、フライドポテトなどがあります。

DOLCE(ドルチェ)デザート
イタリア伝統のお菓子やケーキはもちろん、お店オリジナルのケーキ類、フルーツがあります。

BEVANDA(ベヴァンダ) 飲み物
ワイン、ミネラルウォーター、ビール、コカコラ等があります。

この他に、Menu turistico(旅行者用のセットメニュー)、lo chef consiglia(シェフのお勧め料理)などあるお店もあります。

公衆電話と携帯電話


イタリアから日本に電話する場合:
国際電話識別番号 00 + 日本国番号81+頭の0をとった相手の電話番号。
公衆電話で電話をかける場合、硬貨かテレホンカードを使用します。公衆電話からでも国際電話をする事が出来ます。
国際テレホンカードはタバッキ、キオスクなどで買う事ができ、使用前にテレフォンカードの端の部分を切り取ってから使用します。
携帯電話については、現代はSkypeなどテレビ電話サービスを使ったほうがいいです。それがパソコンやスマートフォンで使える無料のIP電話ソフトです。
スマートフォンでViberかForfoneという無料電話アプリも使えます。

治安


ミラノ・フィレンツェ・ローマ・ナポリのような大都市では他のヨーロッパの大都市と同様、けっして治安がよい都市ではありませんけど、たいていはスリ、引ったくり、置き引きのような小さな犯罪です。

もっと注意するベキ場所:
混雑した地下鉄車内やバス内
混雑したお店や観光地
両替所やキャッシュ・ディスペンサーなどで多額のお金を両替するときにスリや強盗に要注意です。銀行建物の中にあるキャッシュ・ディスペンサーを利用するのがおすすめです。

大都市ではかなりの数の警官を街中で見かけます。ただ、警察といってもイタリアでは何種類かの警官がいる。基本的に旅行者が助けを求める ときは通常の警察(Polizia)。他にはカラビニエーリ(Carabinieri =ほぼ陸軍のような存在、いわゆる憲兵)、財務警察(Guardia di Finanza)などの警察に準ずる機関があり、これらも街中をよく巡回しています。その街の中央警察署はクエストゥーラ(Questura)と呼ばれています。

トイレ


イタリア語で、トイレのことはbagno(バーニョ)、gabinetto (ガビネット),servizi igienici (セルヴィツィ・イジエニチ)といいます。 また、男性用はUomo(ウォーモ)、女性用はDonna(ドンナ)と表記してありますので間違えない。
公共のトイレは汚いことが多いです。
イタリアには公共トイレが少ないので、デパートや美術館やレストランやホテルのトイレを利用してしまいます。 トイレの入り口に管理人がいる場合はチップが必要です。
バール(Bar)に入れば、何か注文した上でトイレを借りるという方法です。(何も注文せず借りるのはマナー違反です。)
店によっては鍵をカウンターで受け取る方式のところもあります。
だが、最近では大きな駅のトイレはチップトイレ方式できれいなところが増えています。
Milano Centrale駅には有料(1ユ一ロ)で広く清潔なトイレがあります。お金を入れるとゲートが開きます。
公共のトイレはトイレットペーパー設置していない場合もあるので、自分でポケットティッシュを常に携帯しておくのがおすすめです。

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